為替差益に注意
FXのメインの利益とも言えるものに「キャピタルゲイン(為替差益)」というものがあります。
キャピタルゲイン(為替差益)とは、株式投資で使われるものと同じ意味で安く買って高く売る、高く売って安く買う≠ニいう為替変動を利用した売買により、その差額分を収益とするものです。
FXは決済期限が自由な為、株式でよく使わせる「デイトレード」と同じ極短期の方法から、数ヶ月、数年にわたりポジション(買った状態、または売った状態)を持ち続ける長期の方法まで、自由に行うことが出来ます。
このキャピタルゲインは、為替の変動に応じて売買を行う為、主に短期的な取引での収益だとも言えます。
FXは信用取引の為、レバレッジ効果を使うことで、投資金額の何十倍やそれ以上の金額の取引が行えます。
それにより、少ない投資金額でも多額の利益を生み出すことが出来ます。
ただ、逆を返せば、元の投資金額は少なくても、為替の変動によっては多きな損害が出ることがある、ともいえるわけです。
利益が出る日があれば、損をしてしまう日もあるでしょう。
利益はいくらあっても嬉しいものですが、万が一損が出てしまった場合、どこまでは大丈夫、というラインを自分で決めておくことで、リスクを最小限にとどめることができるようになります。